エンジンをかけたまま坂道に置いて呑気に写真を撮っていたら、エンジンのブルンブルン振動に耐えられず、ショベルがぶっ倒れてしまいました。あちゃー。
さて、被害状況を確認しましょ。
外装(異常なし)
タンクやキャブレターのカバーなどは車両の顔であり、凹んだりしたら悲しいところです。
しかしこちらは傷ひとつなく、相変わらずのベッピンさん。ホッと胸を撫で下ろします。
エンジン始動(異常なし)
車両を起こしてオイルを落ち着かせ、数分後ドキドキのキック始動。問題なくエンジンはかかります。この時点で、最悪のケースは間逃れました。あとは細かいところを確認していきましょう。
ブレーキレバー(軽傷)
転倒の定番、レバー折れ。幸いにも先っちょだけですので、運転に支障はありません。むしろ味わいとして楽しめるレベル。しばらくこのままでもいいでしょう。
酒飲み過ぎて肝臓(レバー)に不具合が...。というオヤジギャグもカマせる仕様であります。
キックペダル(気持ち的に重症)
これは痛い!中古市場を探し回り、やっと見つけたシカゴのキックペダルはプラスチック性です。なんと亀裂が入ってしまいました。
しかし、この亀裂をパテ埋めして、わざと雑にこんもりと修復するのもなんだかカッコ良くなりそうです。
ハンドル(改良)
ハンドルの位置も転倒前に比べると、だいぶ手前にズレています。本来はフロントフォーク・バネと並行に伸びているはずです。起こしてみてみるも、工具なしでは元に戻せません。車載工具を忘れたので仕方なくこのまま山を下ります。
するとどうでしょう。このハンドル位置、とても具合がいいのです。セパハンのような握り角度だからでしょうか。ワインディングでもスムーズに車両を操れ、これまでの脇下不安定感が減少されました。
しかも車両の見た目も変わり、前よりスポーツライクで良い感じです。これまでこのハンドルはあまり気に入っておらず、交換しようかと考えていたところでしたが、またしばらく楽しめそうです。
総括
転げて気づくこともあるんだな。
ますますこの車両が好きになった。