正月早々からテレビで古いハーレーが走っている姿が見られました。今年はいい年になりそうです。
かっちょいいナックルヘッドです。でぶいハーレーもやっぱりいい。
乗っているのは日本を代表するアイドル「TOKIO」の長瀬さんですね。
キマってマッス。
歌っても演技してもかっこいいっす。テレビドラマIWGP最高でした。
自分もこんな色男で産まれてみたかったすわ。。。って無理か。
なぜかイトコが若干、長瀬に似てるだけに悔しい現実です。イトコよ、せめて身長5センチ分けてくれ。
人がバイク乗っていると、自分も無性に乗りたくなります。そんで2018年の走り初に行ってきました。凍ってない道、なるべく凍結剤も撒かれていない道を選んで、対寒完全防備で行きます。
やっぱり冬の澄んだ空気は最高。高地特有の日差しに刺される感覚もいとよろし。
このまま諏訪湖に飛来した白鳥のワルツにご一緒して、諏訪神社で初詣でもかまそうかと思って意気揚々と流していたところ…突然のエンスト。ありゃりゃ。
ブルン…ブルン…ブル…ブル…ブブブ…
ガスがエンジンに行っていない止まりかたです。
ガス欠かなと思ってガスタンクを確認すると、まあまあ残っています。
こりゃ大事かなと不思議に思っていると、ガソリン臭い。
やべ、なんか漏れ漏れの濡れ濡れだわ。
振り返れば油の点線が。
キャブを確認するとシャバシャバとガソリンが流れ出ています。ポタポタではありません。サウジアラビアの油田だったら豪邸が立ちそうなくらいです。漏えい箇所はティクラーポンプという、エンジンがかかりづらい時に生ガスを送り込むためのポンプです。
こりゃいかんということで、ガソリンタンクからキャブに繋がるコックを閉めて、アクセル開けたり閉めたりキャブ内の溢れているガスを一旦空にしました。
工具持ってきてないし、こりゃレッカー呼ばないとかな〜と萎えている間、5〜10分。何気にコックを開けてみたら、今度はガス漏れしません。試しにキックしてみたらエンジンがかかる!
そのままそろ〜りそろ〜り帰路につきました。
こんな初乗り。
P.S.
調べてみたらSUキャブのティクラーポンプからのガス漏れは良くあるようです。そしてワテシがやった対処は有効のようです。
ガス漏れの原因は、キャブ内のガスのオーバーフロー。スロットルの開け閉めに伴って上下する部品(インフレットバルブ)がうまく元に戻らなくなった可能性が高い。
推測では、ガスタンクから流れたゴミ(サビとか?)がキャブに流れ込んでガス流れを止めた結果のエンジンストール。その後、そのゴミがインフレットバルブまで流れ込み、バルブの動きを阻害してガスがダダ漏れ。
うまいことゴミを流してインフレットバルブを元の位置に戻るようにし、ガスが止まれば今回は完治!(ゴム部品の劣化でガスが溢れることもあるらしいけどね)
わかればなんてことはないトラブル。
こんなの、食べ物噛んでて舌噛んじゃったみたいなもんで全然大したことない。
(でもこんなんだからハーレーは壊れやすいって言われるのかもね)
終わってみると新しいことが学べて、悪くない新年初乗りでした。