今月のメキシカン
馬の臓物とトマトのスープ。
シコシコの馬モツにトマトとチレの出汁が染み込んでいる。
トルティーヤをくるっと丸めてスープにつけて食べれば、獣の匂いとパクチーの香りがいい塩梅。
今日はパクチーが練りこんであるトルティーヤを買ってみた。うまし。
今月のメキシカンは、なんてこともないスープ。
ぶっちゃけ、メキシカンか否かも微妙。
でもうまい。
自分がメキシコ料理に憧れる理由はたくさんある。
異国情緒が満載でイケてるという部分もあるし、物心ついた頃からサンドイッチやハンバーガーのように「肉(魚)+野菜+炭水化物+油」な感じの味が好きだってのもある。
実際に本場メキシコで食べてみると、更にその豊かなロカリティがとても魅力に感じた。
日本のように、わざわざ海なし県で新鮮な魚の刺身を食べさせようなんてことはあまりしない。
地元にあるものをさらっと調理して、美味しく食べている。実際どれもうまい。
日本でメキシコ料理を作るときも、その精神を見習いたい。
日本でもメキシコ特有の食材を揃えることもできるけども、割高だし手間がかかる。なのでそんなものはなるべく抑えて、地元のもので作りたいってこと。mexicanadaっていうのかね。
そんで、今日はたまたまスープ。
たまたまトマトやチレから出汁を取ったのでメキシカンっぽい。
煮干しや昆布で出汁を取れば和食だったかも。
という面倒臭めな事考えながら、モツを下ゆでしてました。
獣の匂いにウチのおヘビも興味津々♪