朝起きて、ホテルのベランダからの眺めに驚愕しました。すぐそこはジャングルじゃん。夜中騒がしい訳です。
この日は朝からガイドさんをつけて、自然探索をします。この河口から見える滝を目指します。
アップにすると、かろうじて滝が見えますでしょうか?
河口からカヌーで川を遡上し、途中から歩いて滝壺まで行きます。
晴天の中、マングローブをカヌーで旅するなんて贅沢ですな。
100円均一で買ったサングラスをかけて得意顔ですが…カヌーは慣れないと大変だぁぁ。
マングローブの種を発見。
一つの木から、海水に浮くもの、沈むもの、中間のものが出来て、更に台風の時期に種を作るんですって。もちろん広範囲に子孫を残すためです。すごい。
3kmくらい遡上してカヌーを止めたら、途中からトレッキングです。
変なヤスデいた。好きな人は堪らんだろうね。
キノボリトカゲいた。好きな俺は堪らん。
黒金のセミも、珍しい。
3キロくらいジャングルを歩くと、目的地の滝が見えてきました。
西表島では最大の高低差を誇る滝で、「ピナイサーラ」と呼ばれています。
「ピナイ」は「ひげ」、「サーラ」は「下がったもの」という意味で、遠くから見ると老人の白い顎髭のように見えることから、この名がついたといわれています。
滝壺は遊泳できるようになっているので、早速滝行してみました。
ここで滝行すると、穢れが落ちるとのことです。
なんということでしょう。私にもピナイサーラ(白髭)のようなものが出来ています。
良いことがありそうですね。
この滝の観察を含むカヌーのツアーは観光の定番らしく、自分らの後から次から次へとガイドが引き連れた団体がやってきました。
素晴らしい名所でありますが、開拓され尽くしている感があります。たしかに、カヌー3キロ+トレッキング3キロで滝壺にありつけるなんて、ちょうど良いですからね。
さて、腹が減ってきたからベースに戻って昼飯にしようぜ!