映画『WE ARE YOUR FRIENDS』を見ました。
オモローでした。2回も見ちゃいました。
この映画は、EDMというジャンルの音楽聞かす若者DJの青春物語。友達4人でいつもつるんでいて、往年の青春映画『STAND BY ME』に通づるところがあります。
EDMとは、最近流行っているクラブミュージックです。盛上りに特化した最強パーティーチューンで、ほとんど歌詞がありません。音の並びだけです。世界のイケてる若者の間で一番聞かれているジャンルでしょう。
ROCKもHIP HOPもフォークも、流行ったその時代の一番グッとくる音楽なんでしょうけど、このEDMは飛び抜けて官能的ではないでしょうか。初めて聞く人でも盛り上がる箇所が掴めて楽しい。つまりアガります。
しかし、この音楽を初めて知ったとき、恥ずかしクソジジイな私はなかなか受け入れられませんでした。頭硬くてダサダサです。
田舎者の根暗な大学生だった私、当時は硬派なHIP HOPが好きだったんですね。「DJとはもともとHIP HOPがうんたらかんたら!」なんて説教したりして。古いことを知ってるのがエライみたいな。自己満。
今もわざわざ古めのハーレーに乗ってるところは堅物クソジジイ感がありますが、これはまぁ置いといて。
私は間違っていました。
EDMは聞く人のことを最優先に考えて生まれて、多くの人を楽しませている。
DJも常に常に新しいことを取り入れてただ「いいモノ」を模索している。
伝統もいいけれど、それだけでは満たせないところ。
お作法に操られてても意味ないところ。
その辺も大切だね。
何が言いたいかというと、
この映画オモローだった。