どうも、これを拝見してきたのでメモしておきます。素人目線の受け止め方なので間違ってたらすみません。
『19世紀後半から20世紀初めのヨーロッパにおいて、それ以前の「美術」の概念を根底から覆すような革命的表現が相次いで登場します。今回の特集展示では、近代ヨーロッパ美術における4つの革命を紹介します。』とのこと。
革命①オーブリー・ビアズリーの耽美主義
これまで、政治や宗教的なことしか絵にしなかったけど、美しければ何でも良いじゃん的な革命。
特に宗教の逆を行ったため「悪魔崇拝」と揶揄されるが、感性に訴えることを1番の目的としている部分で純粋。自分は好き。
写実でなくて良いじゃんという革命。
ピカソが捻くれて編み出した描写手法か、はたまた純な心の目で捉えた世界なのか知りたい。
この手の絵は受け取り手の優しさで成立している気がする。しかし、次の革命へのヒントになった事は間違いない。
革命③ダダとシュルレアリス
いわゆるシュールってやつ。
これは深層心理のみに由来するアート。規則や利害に全く左右されないべきもの。自分がこれまで思っていたアート像に1番近く、作風も1番すき。
また、アートそのものが深層心理を引き出すためのセラピー的な要素を含むかも。絵だけでなく、詩などもある。
たぶん、深入りすると病む。
革命④エコール・ド・パリ
これは革命といえるのか不明である。一時の地場的な流行に思えた。流行が生まれることは凄いエネルギーを感じるし、その当時者は羨ましい。つまりは、やはり革命のひとつか。
総括
シュールに1番惹かれた。
シュールの絵は時計盤が溶けがち。
溶けた時計盤といえばダリだけど、あれよりも面白い絵がいくつかあった。見惚れて誰の作品か確認するのを忘れた。
しかし、ダリって面白そうな奴らしいから後でまた調べてみよう。
奇跡的にありつけたチャイが美味かった。