関東平野の果てブログ

20代はじめに関東平野の果てに隠居し、楽でラフな生活を模索する30代です。

タイヤ空気圧


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ンギモッヂィイイイイイイイイイイイイ!!!!

 

今日はなんでこんなに悦に浸っているかお伝えしましょう。

今シーズン稀に見る良い天気でありながら、エアコンなしの灼熱から解放されたことももちろん!

しかし、今日はそれ以上にタイヤがよくコロがるのです!!

 

そう、タイヤに空気を入れました!!!

 

そういえば空冷ビートルって、どれだけの空気圧を入れれば良いか難しいですよね。

特にタイヤを社外にカスタムしてる人は同じことを感じていると思います。

 

そこで今回はタイヤの空気圧について勉強したことをまとめておきます。

これを参考にみんなで気持ちよくなりましょう!

 

基本的には以下の手順です

①純正値を探る

②タイヤサイズが純正じゃ無い場合、適正値を予想する

 

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まずは①

ダッシュボードにあるシールで純正タイヤの場合の空気圧を見て見ましょう。

※74年モデルの値です更に言うと純正のシールか純正の値かわかりません

でも今回はこれを信用しましょう。

はてはて難しい単語が並んでいます

まず、辞書で調べる所からスタートですね!

 

(当時のノーマルてあった)バイアスタイヤとラジアルタイヤに分けて数値を表しています。

これらの違いをコピペしますが、

「タイヤの内部はカーカスという線材を配列してタイヤの骨格を作っており、このカーカスコードの配列方向の違いでラジアルとバイアスに分けられます。 特に大きな違いというのは、ラジアルタイヤがコードの並びをタイヤの回転方向と直角(ラジアル方向)に配列されているのに対して、バイアスは斜めに配列してねじれを抑える為に角度が逆方向の物を重ね合わせています。 ノイズの差はタイヤの構造によるものではなくトレッドのパターンやコンパンドの影響が大きいと思います。 ラジアル構造のタイヤは、剛性と耐久性が高く、変形や発熱も少ないということで、バイアルよりも柔らかいコンパンドが使えるようになり、グリップ力も高くすることが出来たことで、レースタイヤにも使われるようになったのですが、当時のラジアル構造は滑り出しが突然起こりやすく、限界点は高いが扱い辛いといった、構造的な違いが明確に表れてました。 その後は直ぐに開発が進み、高性能を維持しながら癖のないタイヤに仕上がってたようです。 バイアスタイヤは剛性が低いために、強度は劣るのですが、柔軟性が高いので乗り心地が良いと言われていますが、限界時も穏やかに流れるのでグリップの限界点がつかみやすく扱いやすいタイヤと言われていた。しかし今では既に乗用車用の物は開発されなくなった。」

 

なるほど。

令和になったこの時代では、ラジアルの数値だけ見れば良さそうです。

 

さて、フロントとリアの違いはわかるとして、「atü」と「psi」で数値が違います。気圧の単位なんでしょうが、どういう意味でしょう…

「psi」は、Pound per Square Inchの略で、ポンドもインチも使わない日本では無視していいでしょう。

さて、「atü」はどうでしょう。

これは1977年までドイツで使われていた気圧の単位だそうです。自分の車が1974年ですから、辻褄はあいますね。

調べてみると、1atü≒1bar≒100kPaだそうです。

 

つまり、純正の場合は、「前130(kPa)/後190(kPa)」と読み替えて良いでしょう。

…くそ、手間取らせやがって!

なるほど。RRなだけあって、リアとフロントで空気圧の指定がだいぶ違いますね。

 

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さて、ここから手順②です。自分としては本題です。

社外ホイール履いていて、純正と異なる適正空気圧を求めなければならない人は、参考にしてください。

 

最近のタイヤ規格であれば、純正空気圧とタイヤの規格でタイヤ1本あたりの最大対応荷重がわかります。そこからホイールサイズやメーカーのタイヤ性能一覧表から、ある程度想定できるのが正攻法です。

しかしこの年式は既に一般的では無いのでそうはいきません。じゃ、どうしましょう。

 

 

まず第一に、目指すところは純正と同じ乗り心地です。言い換えれば、カスタムしたホイールの1本当たりの耐性荷重を純正のものに近づけることにあります。だから、純正値を先述いたしました。

ここで、一般的な近年の自動車であれば、空気圧対照表で大まかの目安となる数値が割り出せます。

しかし、ラジアルタイヤが一般的になる前の空冷ビートルでは、当時のkg換算の参考になるような一覧表は存在しません。。。

 

そうなったら、タイヤの上限と下限を見定めて、その範囲内で自分の好みの乗り心地を試していくしかないです!!!これはアナログで楽しそうだ!!(遠回りしたようですみませんね)

 

ここで基本的に空気圧は大きい方が高性能であるとイメージしておいてください。(年々タイヤの空気圧耐性が向上していき、そしてそれが燃費向上に繋がるため、サスセッティングもこう空気圧タイヤを想定しています)

 

さて、空気圧の下限を想定すると当時純正の「前130(kPa)/後190(kPa)」でしょう。

これだけあればタイヤ一つあたりの重量ノルマはクリアしていることでしょう。

 

次に、上限を検討します。

今のホイールは規格(ホイールにどれだけ空気を入れられるか)が3種類あります。もちろんたくさん空気を入れられた方が、思い車体に対応でき、高性能と言えます。とくにホイールをデカくしたいカッコツケマンは、純正と同じ性能を薄くなったタイヤに求めなければならず、その分高性能なタイヤが必要になるという訳です。

さて、結論から言いますと、3つの規格の許容空気圧を発表します。

①JATMA規格…240kPaまで対応

②ETRTO規格…250kPaまで対応

③EX規格………c290kPaまで対応

 

 つまりこの範囲で自分の好きな乗り心地にすれば良いって話です。

昔の車なんてアバウトなんで適当で良いわけです。

 

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じゃ、この広い範囲でどれだけ空気を入れれば良いのか、判断材料を列挙します。

うちのビートルは890kgだそうです。(近くのゴミ処理場で測りました)

890kgを「前130(kPa)/後190(kPa)」で振り分けると

「前130(kPa)/後190(kPa)」362kg:528kg=181:264≒2:3

 

 

…とまあ適当に考えて、「前180(kPa)/後220(kPa)」こんなもんでしょう。

ちょっと前輪が空気圧高めなのは好みです。

 

ここまでくると、他人の体験談も参考にしましょう。

経験者が以下の通り言うように、この範囲で楽しいところを見極められればと思いました。

 

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そう。結論はこれ。

あれ…尻窄み?