関東平野の果てブログ

20代はじめに関東平野の果てに隠居し、楽でラフな生活を模索する30代です。

諸先輩方のハーレーの乗り方

たくさんあります。

それぞれスタイルをまとめて、私の愛車選びのお手本にさせて頂きたいと思います。


まずは、ストック、ツルシもとい純正のまま乗るスタイル。

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ハーレー社を愛するのであれば、この乗り方が1番良い。ビンテージになると新車以上の目玉が飛び出る価格で取引きされます。骨董的な楽しみもでてくる。

企業努力の末に発売まで辿り着いた製品に間違いはないでしょう。いつの時代も純正が1番です。(AMF傘下時代は除く。笑)

かっこつけずに普通のハーレーを普通に乗るのもイケております。

 

さて、次にこの写真の青い車両が発売された当時のカスタム事情を見てみましょう。

 


40~50年代。ボバースタイルが産まれる。この頃にはじめてカスタムという概念ができたのではないでしょうか。

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アメリカではハーレーは戦争の道具でした。エネルギーを持て余した若い兵士たちは、ハーレーのマフラーを外してお祭り騒ぎをし、フェンダーを短く切る(bob)などの軽量化を試みて乗ったのがスタイルの始まりだという。

 


60年代に入ると、ボバーから派生してよりトッポく、洒落たカスタムが流行る。それがチョッパースタイル。

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名画イージーライダーにあるとおり、ロングフォークに小ぶりなタンク、細長いシルエットが定番。切った(chop)り貼ったりしてできた車両。

 


その後70~80年代に入ると、日本産の安くて高性能なバイクが売れはじめ、ハーレーは一部の熱心の愛好家達の乗り物として受け継がれていく。

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うん、かっこいい。


そこからしばらくして90年代、またもやハーレーが人気を取り戻してくる。その頃には様々な人が様々な乗り方で楽しんでいた。

 


例えばブラザー達はこんなHOGGやbagger スタイル。

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大きなカウルが付いた最新のツーリングモデルを派手にペイントして、ご機嫌な音楽と共に楽しむ。

 


それに対してアミーゴ達は、昔ながらの形を崩さずセンスいいペイントをあしらう。チカーノやチョロスタイルの定番。

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昔からハーレーを乗っているクラブの中には、走りに重点を置きを置く人達もでてきた。良いサスペンションと防風でアクティブにつるむようです。

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これがクラブスタイル。

 

更にスピードに取り憑かれたフリーキー達にはドラッグレーサーやトラッカーという乗り方もあります。

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どれもイカしてますね。

 


やっぱり自分はバイクの中でもハーレーが好き。次に乗るのもきっとハーレー。しかし、どんな乗り方が良いだろう。

目標となるスタイルを決めておかないと、カスタムするにつれてどんどん中途半端でカッコ悪いバイクになるから要注意。

 

日本の道、気楽にサラッと乗るには、こんなのが良いかな。

フリスコ スタイル

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サンフランシスコ発のチョッパーの一種。

渋滞と坂道が多いこの地で産まれたこのスタイルは、混雑の中を軽快に移動できる。

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すり抜けしやすいスリムな車体

車のミラーに干渉しない高いハンドル

縁石にぶつからない高いステップ

 


うん、すばしっこそうでいいぞ。

バイクが無くて暇なので昔話

自分がはじめてハーレーを見たのは多分、小学校低学年。テレビを通してです。

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金曜ロードショーを、父親の酒のツマミをもらいながら一緒に見るのが好きでした。

 

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中でも自分はハリウッド映画の痛快さが好きで、今思うと自分がアメリカかぶれになったのもこれが原因なのかもしれない。

 

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そのうちターミネーター2は何回も放映されてましまよね。途中、シュワちゃんがショットガン片手に黒いハーレーのファットボーイに跨っているシーンがあるやつです。

それを酒臭い父親が『カッコイイ~』と言うもんだから、自分は“これはカッコイイモノなんだな”と覚えた気がする。

 

 

 

その後、バイクなんか毛頭興味もなく小学校高学年に上がります。その頃自分はボーイスカウトをやっていました(というか母親にやらされていた)。

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スカウトの同級生たちはみんなまじめだったけど、中学生の先輩達はとてもトッポく見えました。

スニーカーや服のブランドがどうとか、彼女の話とか、エロ画像の手に入れ方だとか、とても刺激的です。

その中の1人、確かひとつ上のギャグが面白いオシャレ先輩が、『オレは18で大型免許取って、ソッコーでハーレー買う!』と言ってハーレーの排気音の口真似をよくしてくれました。

ハーレーがどんなもんかよく知らないけど、小気味良い破裂音にみんな笑ってました。

 

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そのボーイスカウトの活動でキャンプ地から別の場所へハイキングしていた時、たまたまハーレーに乗ったおじさんがやってきて自分達が休んでいる場所の近くに止まった。


今思うと、たしかエボのダイナかスポーツスターだった気がします。ガスが薄くしてあって、排気音が3拍子。先輩の口真似と似ています。

少しだけ違うのは、無理に回転数を下げているのか、3拍子があまり安定していないこと。

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『なんかハーレーって音痴だわ!』と先輩は興奮しながら歩み寄って行きました。

自分は“へーこれが噂のハーレーかあ”と心底関心してみんなで群がりました。


おじさんは自分達に『跨ってみるかい』って言ってくれたけど、みんな緊張して遠慮し、オジサンとハーレーが出て行くのを見送りました。


それから先輩のハーレーの口真似は、安定していない音痴な3拍子になったのをよく覚えています。

 

というどうでもよい話。

まさか将来、自分の方がハマるとは…

 

 

サンヨン

今住んでるところの近くに自動車スカイラインの博物館があります。

向こうに見える山脈の流線が、まさにスカイラインということでこの地にあるそうですよ。

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今日はここでイベントがあるとのことで行ってきた。

年3回催すイベントらしいですが、今回は発売20周年を記念してスカイラインR34(通称サンヨン)特集だとのこと。

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歴代数々の名車を連ねたスカイラインですが、R34といえばその集大成ですね。そしてR34といえばこの星野幸三。せえの!

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ま、おいたんの話は置いといて早く車を止めて会場に向かいましょう。

会場近くの駐車場はスカイラインばっか。すごい。博物館の中以上に迫力があるかも。

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自分の車は日産ですらないので、いそいそと遠くの方に止めておきます。んー、オトナの気配り。

かつて派手派手なフルサイズローライダーが集まるイベントの駐車場一等地にパジェロミニを止めようとした大学生3人組に話してあげたいです。(自分のこと)

 

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車系のイベントでは、出店が楽しみですね。車の絵や手作りマンガが気になった。俺も書きたい!笑

 

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んで会場入り。

 

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本日のメインイベントは、R34の開発に関わったダンディなオジサマ達のトークショーです。

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はじまるまでの時間、歴代スカイラインのCMを放映してくれた。激動の昭和を感じた。ケンとメリーいい感じ!

 

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そしてトークショーはじまり。R34は、当時のテクノロジーを駆使してスカイラインらしさを極めた作り込みをしたらしい。

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スポーツカー的なイメージが強いスカイラインですが、先代のR33はラグジュアリー志向に転向したため、ファンからは大ブーイング。この評価を受けてR34は、純粋に走る楽しみを追求したそうです。

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マジメな話でしたが面白かったです。

自分が次に乗るバイクは、どんなふうに作ろうか考えさせられた。

カッコいいバイクスタイルはたくさんあるけれど、自分が楽しいのは何だろうね。

 

おしまい。

 

 

 

 

 

ストロングゼロ

バイク売って借金ゼロ男です。気持ちいいです。


でも、やっぱり考えるのは次に乗るバイクのことばかり。


どんなんが良いのでしょうか。

20代最後、もうとっくに結婚して子供もいる予定でしたがそっちの話はサッパリです。


ま、好きなことを一生懸命していたらそのうち良いことあるでしょう。


こちらは私が産まれた頃のバイク雑誌です。

ちょうど、私が乗っていたような時代のバイクの話が出ています。

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ここで○付いている人は、今ではほとんど見かけず、×の乗り方は今でも根強く見かけます。

 

まあバイクなんて好きなように乗り回すのが1番かっこいいですが…

自分が1番好きなものって、見つけるの難しい時ありますね。自分がそんなつまらん大人になりつつある。

それもしゃーない。

 

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紅の豚見て寝よ

浪漫兄

自分が乗っていたハーレーを欲しいと言う人が現れたので譲ってしまいました。

ぶっちゃけ本当に売れるとは思っていませんでした。

 

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偶然にも、この車両の初年度登録年月と同じ生まれ年月というロマンチックなオニイサマが次のオーナーです。

 

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(エンジンとフレームは)純正度が高く、かなり調子が良い車両の上に発電系統は信頼の高級パーツがついています。


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かなりお買い得だと思います。

 

 

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さて、売ったお金で何をしよう。

自分もきっとバイクが無しの生活は寂しいので何かを買うでしょう。

またハーレーに乗るんだろうな。

気になるクランクケースもあることだしね。