たくさんあります。
それぞれスタイルをまとめて、私の愛車選びのお手本にさせて頂きたいと思います。
まずは、ストック、ツルシもとい純正のまま乗るスタイル。
ハーレー社を愛するのであれば、この乗り方が1番良い。ビンテージになると新車以上の目玉が飛び出る価格で取引きされます。骨董的な楽しみもでてくる。
企業努力の末に発売まで辿り着いた製品に間違いはないでしょう。いつの時代も純正が1番です。(AMF傘下時代は除く。笑)
かっこつけずに普通のハーレーを普通に乗るのもイケております。
さて、次にこの写真の青い車両が発売された当時のカスタム事情を見てみましょう。
40~50年代。ボバースタイルが産まれる。この頃にはじめてカスタムという概念ができたのではないでしょうか。
アメリカではハーレーは戦争の道具でした。エネルギーを持て余した若い兵士たちは、ハーレーのマフラーを外してお祭り騒ぎをし、フェンダーを短く切る(bob)などの軽量化を試みて乗ったのがスタイルの始まりだという。
60年代に入ると、ボバーから派生してよりトッポく、洒落たカスタムが流行る。それがチョッパースタイル。
名画イージーライダーにあるとおり、ロングフォークに小ぶりなタンク、細長いシルエットが定番。切った(chop)り貼ったりしてできた車両。
その後70~80年代に入ると、日本産の安くて高性能なバイクが売れはじめ、ハーレーは一部の熱心の愛好家達の乗り物として受け継がれていく。
うん、かっこいい。
そこからしばらくして90年代、またもやハーレーが人気を取り戻してくる。その頃には様々な人が様々な乗り方で楽しんでいた。
例えばブラザー達はこんなHOGGやbagger スタイル。
大きなカウルが付いた最新のツーリングモデルを派手にペイントして、ご機嫌な音楽と共に楽しむ。
それに対してアミーゴ達は、昔ながらの形を崩さずセンスいいペイントをあしらう。チカーノやチョロスタイルの定番。
昔からハーレーを乗っているクラブの中には、走りに重点を置きを置く人達もでてきた。良いサスペンションと防風でアクティブにつるむようです。
これがクラブスタイル。
更にスピードに取り憑かれたフリーキー達にはドラッグレーサーやトラッカーという乗り方もあります。
どれもイカしてますね。
やっぱり自分はバイクの中でもハーレーが好き。次に乗るのもきっとハーレー。しかし、どんな乗り方が良いだろう。
目標となるスタイルを決めておかないと、カスタムするにつれてどんどん中途半端でカッコ悪いバイクになるから要注意。
日本の道、気楽にサラッと乗るには、こんなのが良いかな。
フリスコ スタイル
サンフランシスコ発のチョッパーの一種。
渋滞と坂道が多いこの地で産まれたこのスタイルは、混雑の中を軽快に移動できる。
すり抜けしやすいスリムな車体
車のミラーに干渉しない高いハンドル
縁石にぶつからない高いステップ
うん、すばしっこそうでいいぞ。