メキシコで大きな地震がありましたね。メキシコ大好きな私としては心配でございます。
さて、メキシコの大仙人に教えていただいたのですが、空冷ビートルの本場の一つ、メキシコではこの車種をVochoと呼ぶそうです。
製造メーカーの「Volks Wagen」と公用語スペイン語で虫を意味する「Bicho」を合わせた造語です。
日本でもお馴染みの英語あだ名である「Beetle(甲虫)」や「Bug(虫)」と似た意味合いでありますが、メキシコでも独自のあだ名がつくほど親しまれている車種ってことですね。英語風に言うと「Vootle(ボートル)」や「Voog(ボーグ)」と言ったところでしょうか。
そこで今回は、私が6~8年前にメキシコを放浪した際の、街で撮影したビートルたちを紹介します。
まずはこれ。
良いタクシーです。メキシコシティ近くの空港周辺でしょうね。日本でいうところの成田羽田です。日本のタクシーといえばクラウンロイヤルサルーン(旧型)、メキシコのタクシーといえばビートル(空冷)。
これは、グアダラハラという日本の大阪のような町の郊外で撮りました。スラムド(車高低)&大ホイールがキマっています。保安部品などはどこにいったのでしょうか。
こちらは更にディープな海岸沿いの田舎町のビートル。さっきのビートルとは対照的な、これぞ庶民の足です。何の変哲さもありませんが、普通に走りそうな健康さが素敵です。
ここからはグアナファトという、代官山のようなオシャレ町のビートルです。あえてビートルに乗ってる感がありますが、あえてビートルに乗っている日本人からすると参考になります。
路上駐車が一般的なここメキシコでは、ホイールカバーはすぐに盗まれてしまうのでしょうか、そんなの付けている車は見かけません。それもかっこいい。
バンパーの色ハゲ具合もカッコよく見えるメキシコのまちづくりは、世界的大成功だと思います。
こちらのビートルはペイント以外は普通ですがたくさん写真がありました。フロントにあるペイントのとおり、ラブ&ピースな視点でみてください。
バンパーやヘッドライト周りもボディーと同色に塗るのがメキシコ流なのでしょうか・・・
それぞれ綺麗にするよりも、確かに安くすみそうです。
あれ、この車両はホイールカバーが盗まれていない!!
エンジンも普通です。庶民カーですから。
しかし、この時、なんて言ってエンジンフード開けてもらったんだろう・・・
中は小綺麗ですね。ビカビカしてなく庶民的でヨシす。
次は、日本でいう静岡みたいな街、コリマのカーショーです。さすがにイかれたビートルあります。こうゆうのも良いよね。。。と言うか、おねいさんがきれい。
この街では数ヶ月住んでいて、更にカルチャーセンターみたいなところで絵画を習っていました。
そこの先生も白いビートルに乗っていました。「これは丈夫で低燃費で良い車なんだ。あくまでこの車はね。」って言っていました。私、英語もスペイン語もわからないけど、そう言っていた記憶はあって、それがカッコ良く見えました。"ああ将来ビートル乗ろう”って思った瞬間かもしれないです。
(番外編)
こんなのもありました。水陸両用?VW。
今見返してみると、ビートルたくさん撮っていたなぁと思いました。この頃からだいぶ好きだったようですね。これだけ見てもビートルは色々な乗り方があって奥が深い。すごい車だなぁと。。。
それにしてもメキシコ旅行の写真見返してみたら、何か込み上げるものがありました。青春の1ページってやつでしょうか。
物付きな方がいらっしゃいましたら、メキシコ旅行時の旧ブログも貼っておきますのでご覧くださいまし。
では、アディオス!